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遅れてやってくる

今日は、照明の坂尾さんと音響のさいとうまさるさんと劇場の下見とミーティングでした。
お二人もおつかれさまでした。同じ裏方として、よろしくお願いします。

一方、役者の皆さんは自主稽古をしていました。
なので、劇場の下見とミーティングを終えた僕は最後の一時間だけ稽古場にお邪魔する事になりました。

お邪魔した。というのも変な話ですが、
実際役者だけで稽古を進めていたので、なんか途中参加が苦手なので。

なんか最後の時間だけ演出家ぶるのも何か気が引けたので、そのまま役者さん同士に任せて、
制作の仕事を稽古場の隅っこでしていました。

で、

とあるシーンの稽古でが始まりました。
どんなシーンかは言えませんが、まじめなシーンなので、登場人物達は絶対笑ってはいけません。

しかし以前から何度やっても笑ってしまう方がいます。

森下由美子さんです。

笑ってはいけないシーンなのですが、彼女が笑ってしまう確率はかなり高いです。
そして笑ってしまった彼女はくやしそうです。
しかし稽古も進み、だんだんと笑わなくなってきた彼女を見ていると、
「ああ、もう笑わなくなるんだろうなぁ」
と急に寂しくなり、こういうシーンにしたいというイメージそっちのけで、
残りの稽古時間、森下さん、どうやったら笑うんだろう??
と、パソコンを打ちながら、この事ばかり考えていました。

そして稽古時間も押し迫り、残り一回だけ、そのとあるシーンができる状況で、
そのシーンに出ている中根君のもとへ行き。

次こういうふうにやってくれない??
と耳打ちし、稽古場の隅っこに戻り、その時を待ちました。

なぜこのような事をするかというと、まあ単なるいたずらですね。

増田君の「よーい、はい!」一声で、そのシーンの稽古が始まりました。

森下さんは次こそ笑わないと気合いを入れ直したのか、全く笑わないまま順調にシーンは進んでいきます。

笑ってくれ!頼むから笑うんだ!!森下由美子!!!
と念を送り続けました。

そして、その時が来ました。
中根君が指示通りに動いてくれ、彼女は見事に吹き出しました。

やった!!!

稽古が終わり、何もしてない僕は満足でしたが、
帰り支度を始める森下さんの背中は、ただただくやしそうでした。

そしてふと思いました。

笑ってはいけない状況で、笑ってしまう事と、
笑っていい状況で、笑わない事は、
どちらが不謹慎なんでしょうか??
お葬式で笑う人と、
遊園地で笑わない人は、
どちらが周囲の人間を不愉快にさせるんでしょうか??

少なくとも分かっているのは、
稽古の最後の最後に来て役者にいたずらをする自分は不謹慎だと言う事です。
ましてや彼女には今日までCDを借りていたのにです。
次からは、森下さんを笑わせないように勤めます。

坪井
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